| つなビィ |
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| ミドリさんはクチビルをツンと尖らせたけど。 |
ジャンケンで負けつづけてあたしとミドリさんの二人が残りました。
残った浴衣はあたしの第一希望の大正ロマンのかわいい黄色と、サカナへんの漢字を散りばめたヤツでした。寿司屋の湯飲みじゃあるまいしサカナへんの漢字を散りばめた浴衣は何としても避けなければなりません。
あたし、どうでもいいジャンケンの時は「ジャーンーケーンーホイ!」って大きな声でスイカが割れるくらい手を振ってジャンケンするんだけど、ここでジャンケンに負けたら夏祭りの日にお店で着る浴衣の柄がきっとサカナへんの漢字を散りばめたヤツになってしまうので第一作戦としてコンマ5秒くらいの超スピードで「ジャンケンホイ!」って低音でドスを利かせもってビュっと『パー』を出しました。(急にジャンケンを仕掛けられた相手は心の準備が出来ていないうちにパーかグーかチョキを出さないといけないので最も指の形が複雑なチョキを出す可能性は低いから)
案の定うろたえたミドリさんは魂の抜け殻のようなジャンケンになっちゃったんだけど悪運強くパーを出したもんだからあたしは腹の中で(この死に損ないが!)と呻きながら笑顔を繕いました。
祭りの縁日で金魚掬いしてて、 浴衣の柄が大正ロマンのかわいい黄色だったら───
「あーぁ、一匹しか掬えなかったわ」
「あんたベッピンだから一匹オマケしとくよ」
「うふふ、おじさんありがとう」
『カランコロンカラン・・・プツっ』
「きゃぁ」
「お嬢さん、大丈夫ですか?」
「ええ、でも・・・鼻緒が・・・」
「心配いりやせんぜ」
「え?」
『バサっ! ビリビリビリー!』
「ほら、これで大丈夫だ。じゃぁ失敬」
「せめてお名前を・・・」
「名乗るほどのもんじゃござんせん。 それより金魚を早くこいつに入れてやりな」
『シューッ』
『クルクルクルー』
『パシッ』
と、まぁ、うふふふふ、 ふところからシュっと投げていただいた金魚鉢に反物問屋の河内屋さんの家紋が入ってるなんて胸キュンストーリーもありえましょ?
うふふふふ。
ところが、あんた。 浴衣の柄がサカナへんの漢字だったらどんなにあたしの小股が切れ上がっとったとしても掬った金魚に塩をふって焼きそうだから金魚掬いのおじさんはオマケをしてくれないだろうし、下駄の鼻緒もコーディネートの関係でセミクジラのヒゲとかで少々のアクシデントじゃぁ切れそうもないし、たとえ切れたとしてもうずくまってる背中に「鰤」とか「鮪」とか書いてあったら河内屋の若旦那もばらまいた金魚を踏み潰して素通りすると思うの。
だからあたし、 絶対に負けられないジャンケンがそこにはあると思ったから第二作戦で「最初はグー」言いもってパーを出したらまんまと勝ちました。
つなのジャンケン必勝法1,2,3
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つな、気づく
 お笑いカッパ試験の3問目のあたしの回答の「港」が「巷」になってる。
 ともちゃんのブロともリストのあたしのアイコンが猛烈に恐い。
つな、アジアを制する 先日皆様にお願いしておりましたアンケートにおきまして7月2日未明、自分で自分に一票投じたところお陰様でアジアを制することができましたのでその瞬間にしめきりを無視してアンケートを強制終了しました
 友人、身内が軒並みレイニー・ヤンに投票したことも含め、大変ありがとうございました。
一話完結短編小説 一話完結の短編小説を始めました。そのことであなたの人生観が変わったとしてもあたしには謝る用意はないけれどハートを射抜かれて恋の魔法がかかっちゃったらフカフカのソファーで脚を組みかえる的なカウンセリングはやぶさかじゃないわよ。
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